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LRC通信

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【潤滑管理・オイル分析のヒント】コンパス通信 Vol. 34

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【LRC通信】 発信元:ルーブリケーション・リサーチ・センター編集部

★★★ 2012年12月13日 Vol.34 ★★★

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□□□ 潤滑管理は信頼性重視保全の鍵

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今日のトピックス■□■□■□■□■□■□

★1.オイルフィルター徹底解説★サンプリング・ツール

★2.水汚染防止の基本

★3.分散剤をチェックしよう

★4.ベストマッチを探すには?

★5.シリコーン消泡剤の最適設計

★6.熱がオイルに及ぼすもの

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■□■トピックス1: サンプリング・ツール

 

 清浄度により、クリーン、スーパークリーン、ウルトラクリーンなどと

分類して表すことがあります。各清浄度の基準は、10μm超の粒子に対し、

以下のように設定しています。

1. クリーンサンプル瓶:1mL中100個未満

2. スーパークリーンサンプル瓶:1mL中10個未満

3. ウルトラクリーンサンプル瓶:1mL中1個未満

 このような清浄度の容量100mLのサンプル瓶中に含まれる粒子の数と

ISO清浄度コード(目安)は以下のようになります。(…続く)

 

★「試料の採取」詳しい図解つき記事の続きはこちら

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 著者:伊澤 一康(ルーブリケーション・リサーチ・センター)

 

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◎知っているようで知らない、役立つ知識をお送りします。

◎本稿に関する技術的なご質問は、こちらから。

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■□■トピックス2: 水汚染防止の基本

 

 屋外の大型油圧タンクの操作が、水汚染の循環で問題を大きくすること

があります。原因の多くが、気中の湿分です。油圧システムが稼働すると、

油温は上昇し、かつ膨張します。システムが夜間に停止すると、オイルは

収縮し、外気中の湿分が通気口を介してタンクに入り込みます。日が昇る

までに、屋外の気温は徹底的に冷やされ、リザーバーに入り込んだ湿分は、

油中に水滴として溜まり、凝集します。屋外タンクには、水分除去専用の

オフラインフィルターを設置し、乾燥剤入りのブリーザーを通気口に取り

付けること。潤滑管理屋外編の基本です。

 

(投稿: Cargill Salt社、機械潤滑士)

 

■□■トピックス3: 分散剤をチェックしよう

 

 油中の分散剤は、不溶性の添加剤粒子を均一に保持する役割を持つ添加

剤です。言い換えれば、粒子が沈降や蓄積を防ぎます。

分散剤は有機分子です。有機添加剤分子には、炭素、水素に加え、酸素、

窒素または硫黄が含まれており、元素分光法などによる日常点検において

見つけにくいものです。しかし、分散剤の状態チェックが可能なツールは

存在しています。

 

>>>出典:Spot Dispersants on Oil Analysis Reports

全文はこちら

↓↓↓

http://www.machinerylubrication.com/Read/28834/dispersants-oil-analysis

 

 

★★★ 掲示板・KEWbicフォーラムへお越しください ★★★

 

皆様のご意見やご質問を直接ご記入いただける掲示板を用意

しました。どうぞご活用下さい。

ご質問への回答は、3日以内に掲示されます。

KEWbicフォーラム

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http://goo.gl/lLAtC

 

 

■□■トピックス4: ベストマッチを探すには?

 

 いかに最適化された潤滑剤であっても、その性能は、多くの影響因子に

よって左右されます。例えば、機械の用途、最適設計、使用環境などです。

ウォーム・ギヤにおけるポリアルキレン・グリコール(PAG)の性能は、

その潤滑性から他の潤滑剤よりも、理論上優位とされています。しかし、

これが真実かどうか、また、ポリアルファ・オレフィン(PAO)ギヤ油や、

適正な添加剤を添加した鉱油より優れているかどうかは、影響因子を加味

しないと判断できません。

 

>>> 出典:Which Synthetic Lubricant is Superior?

全文はこちら

↓↓↓

http://www.machinerylubrication.com/Read/28837/superior-synthetic-lubricant

 

 

■□■トピックス5: シリコーン消泡剤の最適設計

 

 シリコーン消泡剤は、ポリジメチルシリコーンやトリフルオロプロピル

変性シリコーンが主体であるが、系への可溶化による消泡性の消失、逆に

不溶性のための分散不良、系の表面張力の低下による放気性の低下を改良

するために、分子レベルからの開発や、表面を疎水化処理した紛体や各種

添加剤との混合により、系に対する最適な消泡剤の設計が可能である。

 

>>>出典:石油製品添加剤の開発

↓↓↓

http://goo.gl/s0a2Y

 

 

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【テクニカルライブラリー】石油製品添加剤の開発

 

◆監修:岡部平八郎 大勝靖一

◆普及版発刊:2004年

◆3,150円(税込)

◆発行元:シーエムシー出版

 

◆本書の概要

 本書は、前半の技術編、後半の製品編の二部構成です。

酸化防止剤、清浄剤、粘度指数向上剤など各種オイル添加剤の

特性、適用例、評価法などのほか、開発トピックにも言及して

います。

 オイルの傾向監視のマストアイテム、添加剤の開発側からの

視点がユニークです。

 後半の製品編は、各添加剤の活用にあたって、最低限必要な

知識をまとめた入門的な内容で、初心者にも理解しやすいよう

配慮されています。

 オイル・アナリストに限らず、現場のメンテナンス担当者の

一読をお薦めいたします。

 

本書の詳細はこちら

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■□■トピックス6: 熱がオイルに及ぼすもの

 

ICML試験の模擬問題です。

★質問:

熱が起こす何によってオイルの粘度増加につながりますか?

★解答はこちら

↓↓↓

http://goo.gl/D08GM

 

 >>>出典:Noria's Preparatory Flash Cards “MLT I/MLA I”

↓↓↓

http://goo.gl/mO2PN

 

 

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●「LCR通信」へのご意見、ご感想をお寄せください。

○ご寄稿もお待ちしています。

宛先はこちら>> kazuyasu_izawa@lube-research.com

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発 行:2012年12月13日

配信元:LRC通信 編集部

ルーブリケーション・リサーチ・センター

〒232-0835 横浜市中区根岸加曽台22-3-102

電話:045-624-0512

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